終わりある旅の愉しみ

　最近読んだ本３冊。
陸上の10種競技を題材にした「スタート・イン・ライフ」という小説。図書館の新刊棚にあったので興味をそそられて借りてきました。う〜ん、何だかなぁ・・・(>_<)　恋愛ではないセックス描写はどうも違和感あるんですよね。結局、この本はスポーツ小説ではなくて、私小説っぽい感じでダメでした。直木賞ではなくて出来損ないの芥川賞系（笑）。アウト！



　「生存者ゼロ」は、このミステリーがすごい大賞受賞作。これは楽しめました。
主人公の１人である細菌学者が少々可哀想でしたが、ミステリーっぽい意外な展開に引き込まれます。
これお勧めです。ヽ(^。^)丿



　原田マハさんは好きな作家なのですが、この「総理の夫」は今一つでした。
やはり主人公に共感できないと小説の世界に「どっぷりはまる」ことは出来ないんですね。でも、こんな総理大臣がいたらいいなぁ〜！と素直に思います。昨今の「特定秘密保護法案の強制採決」を目指す政権を持つ我々は悲しい。（私は自民党に投票してませんけど・・・笑）